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エリートを目指すのなら、自分の心を忘れるな


今回は「エリートの道をただただ目指すと自我崩壊を起こす」話を行います。

ここでいうエリートとは、結果・成果を出し、皆に頼られ、憧れの目で見られる人物像とします。

今回は解説を行うにあたって、私の短編『目覚めた龍は無自覚に笑う。』の内容を問答無用に扱います。まだ読んでいない方はぜひ。

あと、今回の解説は「星を使えない社会がいじめを生む」から派生した話でもあります。気になる方はぜひ。



・なぜ強君は苛めを行ったのか?

物語上、苛めをしていたのは「強」くん。



彼はまさに、今回でいう“エリート”そのもの。

  • 力はある

  • 世間では次世代の守護神と称えられる

  • 皆の憧れの的

皆が手にしたい「エリート」という座を、すでに手にした存在として描いています。



・でも、彼は幸せになるはずだった

皆もお気づきだと思いますが、彼には、いわゆる“心を病む理由”がほとんどありません。

一応、

  • 教師が自分を次世代の守護神と認めていない

  • 留という脅威になり得る存在がいる

という焦りは描いています。

ですが、まだ認められていないだけですし、留も能力が目覚めていない。

放置すればよかった。

なのに彼は、自分からそこへ目を向け続けていた。




・ここで矛盾が発生している

「いやいや、懸念材料があるなら潰そうとするのは普通では?」

と思うかもしれません。

ですが、ここで矛盾が発生しています。

我々人間は、世界中どこを見ても、

エリートになりさえすれば幸せになれる

そう教えられている。

そして彼は、“守護神”と完全に認められていなくても、その座自体はとっくに手に入れていた。

なら、幸せになるはずなんです。



・なのに、彼は壊れていった

認めてくれない人がいても、世間の多くが認めている。

留が脅威だったとしても、「今」世間で認められているのは自分。

なら、

この立場を維持しながら、皆のために頑張ろう

それでよかったはずなんです。

焦りはあっても、苛めを起こす必要なんてなかった。

でも彼は、焦りに焦り、取り返しのつかないことをした。

なぜか?




・彼は、本当はその人生を望んでいなかった

彼は本当は、“皆の期待に応える人生”そのものが苦しかった。

強は、期待されるほど窮屈になっていった。



・原因は「月」にある

ここでポイントになるのが、ホロスコープでいう「月」。



月とは、

  • 安心できる環境

  • 素でいられる状態

  • 無理しなくても呼吸できる場所

を示す惑星です。



・彼の本心

彼の月は、

獅子座17度|ベストを着ていない聖歌隊自分を抑えることなく、本質のまま他と響き合い、調和を生み出しながら全体の中で美しく輝く王様 12ハウス

要約すると彼はそもそも、

  • プレッシャー

  • 期待

  • 「守護神」であること

これ自体がストレスな人間だったんです。

つまり彼は、

自分で、自分が苦しむ道を、自ら進んでいた。

つまりですね、

アホやっていたんです。



・なぜそんなことをしたのか?

答えはシンプルです。

エリート=成功

という思想に、まんまと引っかかってしまったから。

しかも彼は、それを実現できる“力”まで持っていた。

これが厄介。



・「できる」と「幸せ」は別問題

皆が難しいエリートを成す力がある。

けれど、本心ではそれを望んでいない。

だから彼は、せっかく座を手にしているのに、焦りとストレスに飲まれていった。

本当の原因は、自分がエリートの道へ進み続けていたこと。

なのに彼は、

  • 教師

が原因だと勘違いしてしまった。

その結果、

  • 苛め

  • 暴走

  • 人生の崩壊

を起こしてしまったんです。


ちなみに、苛めはすべてがこの「システム」で成り立っていると私は思っています。

さてそのシステムとは一体何のことなのか…。

話が脱線するのでリンクを張っておきます。気になる方はぜひ



・では、どうすればよかったのか?

ここで、

「じゃあエリートを目指すのが悪なの?」

という話にはなりません。

私はそんな断念思想は持っていません。

エリートを目指すのは結構。

上を目指すのも結構。

成果を出したいのも結構。

だが、

自分の心・安心を壊しながら突き進むのは絶対違う。



・本当の答え

つまり、

エリートになりさえすれば幸せになれる

ではなく、

自分らしく、心地よくエリートになれるなら幸せになれる

これが真相です。



・この世界が軽視しすぎているもの

この世界の社会思想は、 心とか、人間として大事なものを軽視しすぎるんですよ。

だから、

  • 権力

  • 成果

  • 利権

だけを追い続け、 自分の心を蔑ろにする。

そして、その空いた心を埋めるために、

「もっと認められたい」

「もっと上へ行きたい」 と さらに権威や成果に依存していく。

その悪循環に飲み込まれているのに、 本人はそのことにまったく気づいていない。

そういう“利権主義の怪物”が、 普通に生まれてしまうんですよ。




・まとめ

というわけで今回は、強というキャラを用い、

「エリートを目指すのなら、自分の心も大事にしなければならない」

という話を行いました。



・じゃあ自分はどうすればいいの?

もちろん、用意しております。

成果を出す前に、まず自分のケアを。

 
 
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