エリートを目指すのなら、自分の心を忘れるな
- 日髙生智 NEWORLD9999
- 5月18日
- 読了時間: 5分

今回は「エリートの道をただただ目指すと自我崩壊を起こす」話を行います。
ここでいうエリートとは、結果・成果を出し、皆に頼られ、憧れの目で見られる人物像とします。
今回は解説を行うにあたって、私の短編『目覚めた龍は無自覚に笑う。』の内容を問答無用に扱います。まだ読んでいない方はぜひ。
あと、今回の解説は「星を使えない社会がいじめを生む」から派生した話でもあります。気になる方はぜひ。
・なぜ強君は苛めを行ったのか?
物語上、苛めをしていたのは「強」くん。

彼はまさに、今回でいう“エリート”そのもの。
力はある
世間では次世代の守護神と称えられる
皆の憧れの的
皆が手にしたい「エリート」という座を、すでに手にした存在として描いています。
・でも、彼は幸せになるはずだった
皆もお気づきだと思いますが、彼には、いわゆる“心を病む理由”がほとんどありません。
一応、
教師が自分を次世代の守護神と認めていない
留という脅威になり得る存在がいる
という焦りは描いています。
ですが、まだ認められていないだけですし、留も能力が目覚めていない。
放置すればよかった。
なのに彼は、自分からそこへ目を向け続けていた。

・ここで矛盾が発生している
「いやいや、懸念材料があるなら潰そうとするのは普通では?」
と思うかもしれません。
ですが、ここで矛盾が発生しています。
我々人間は、世界中どこを見ても、
エリートになりさえすれば幸せになれる
そう教えられている。
そして彼は、“守護神”と完全に認められていなくても、その座自体はとっくに手に入れていた。
なら、幸せになるはずなんです。
・なのに、彼は壊れていった
認めてくれない人がいても、世間の多くが認めている。
留が脅威だったとしても、「今」世間で認められているのは自分。
なら、
この立場を維持しながら、皆のために頑張ろう
それでよかったはずなんです。
焦りはあっても、苛めを起こす必要なんてなかった。
でも彼は、焦りに焦り、取り返しのつかないことをした。
なぜか?

・彼は、本当はその人生を望んでいなかった
彼は本当は、“皆の期待に応える人生”そのものが苦しかった。
強は、期待されるほど窮屈になっていった。
・原因は「月」にある
ここでポイントになるのが、ホロスコープでいう「月」。

月とは、
安心できる環境
素でいられる状態
無理しなくても呼吸できる場所
を示す惑星です。
・彼の本心
彼の月は、
獅子座17度|ベストを着ていない聖歌隊自分を抑えることなく、本質のまま他と響き合い、調和を生み出しながら全体の中で美しく輝く王様 12ハウス
要約すると彼はそもそも、
プレッシャー
期待
「守護神」であること
これ自体がストレスな人間だったんです。
つまり彼は、
自分で、自分が苦しむ道を、自ら進んでいた。
つまりですね、
アホやっていたんです。
・なぜそんなことをしたのか?
答えはシンプルです。
エリート=成功
という思想に、まんまと引っかかってしまったから。
しかも彼は、それを実現できる“力”まで持っていた。
これが厄介。
・「できる」と「幸せ」は別問題
皆が難しいエリートを成す力がある。
けれど、本心ではそれを望んでいない。
だから彼は、せっかく座を手にしているのに、焦りとストレスに飲まれていった。
本当の原因は、自分がエリートの道へ進み続けていたこと。
なのに彼は、
教師
留
が原因だと勘違いしてしまった。
その結果、
苛め
暴走
人生の崩壊
を起こしてしまったんです。
ちなみに、苛めはすべてがこの「システム」で成り立っていると私は思っています。
さてそのシステムとは一体何のことなのか…。
話が脱線するのでリンクを張っておきます。気になる方はぜひ
➤🔒「苛めは時間の無駄」
・では、どうすればよかったのか?
ここで、
「じゃあエリートを目指すのが悪なの?」
という話にはなりません。
私はそんな断念思想は持っていません。
エリートを目指すのは結構。
上を目指すのも結構。
成果を出したいのも結構。
だが、
自分の心・安心を壊しながら突き進むのは絶対違う。
・本当の答え
つまり、
エリートになりさえすれば幸せになれる
ではなく、
自分らしく、心地よくエリートになれるなら幸せになれる
これが真相です。
・この世界が軽視しすぎているもの
この世界の社会思想は、 心とか、人間として大事なものを軽視しすぎるんですよ。
だから、
金
権力
成果
利権
だけを追い続け、 自分の心を蔑ろにする。
そして、その空いた心を埋めるために、
「もっと認められたい」
「もっと上へ行きたい」 と さらに権威や成果に依存していく。
その悪循環に飲み込まれているのに、 本人はそのことにまったく気づいていない。
そういう“利権主義の怪物”が、 普通に生まれてしまうんですよ。
・まとめ
というわけで今回は、強というキャラを用い、
「エリートを目指すのなら、自分の心も大事にしなければならない」
という話を行いました。
・じゃあ自分はどうすればいいの?
もちろん、用意しております。
成果を出す前に、まず自分のケアを。
