恋愛の正解なんていらない|あなたの火星にブレーキをかけるもの
好きな人へのアプローチができない。
一歩も踏み出せない。
そんな人は、ごまんといます。
一般的には、その原因として次のようなものが挙げられます。
自己肯定感が低い
過去の失恋や拒絶体験
完璧主義
不安傾向
愛着スタイル(特に回避型・不安型)
占星術で見るなら、
火星そのものの力が発揮しにくい
滞在するサインやハウスで火星が動きづらい
他の天体から制限的なアスペクトを受けている
土星が強くブレーキをかけている
月が不安を増幅している
金星が受け身に偏っている
冥王星や海王星の影響で理想化しすぎている
など、さまざまな理由が考えられます。
例えば土星なら、
「失敗したらどうしよう。」
「もう少しタイミングを待とう。」
と慎重さが勝ち、
アクセルよりブレーキの方が強くなります。
月なら、
傷つくことへの恐れから、
安全圏の外へ出られなくなる。
金星なら、
「相手から来てほしい。」
「自然な流れを待ちたい。」
という恋愛観が強くなる。
冥王星や海王星なら、
理想化しすぎて近づけなくなる。
「この関係が壊れるくらいなら、動かない方がいい。」
そんな極端な考えになりやすいのです。
でも、今回はそこを解説したいわけじゃない。
もちろん、こうした配置には意味があります。
ブレーキを乗り越えることがテーマなのかもしれない。
あるいは、
受け身だからこそ結ばれる縁が用意されているのかもしれない。
それは、その人自身のホロスコープ全体を見て判断する話です。
なので今回は、一旦そこは置いておきます。
私が今回、本当に話したいのは別のことです。
「うまくやること」が正義だと思い込まされている
私は今回の記事で、
かっこいい紳士を育てたいわけでも、
モテテクニックを身につけた女性を育てたいわけでもありません。
目指しているのは、
好きな人へ、一歩踏み出せるあなたです。
でも、多くの人は、
「できない=ダメ。」
そう認定しすぎています。
なぜ、そのテンプレートが生まれたのか?
では、なぜ私たちは、
「かっこいい告白こそ正義。」
「優しくすればモテる。」
「男はこう思っている。」
「女はこう思っている。」
「相手はきっとこうしてほしい。」
そんなテンプレートを持つようになったのでしょうか。
① 生物としての本能
一番大きい理由はこれでしょう。
人間が子孫を残すための本能。
長い歴史の中で作られてきた性のシステムです。
でも、それはあくまで肉体の話。
必ずしも、
「幸せになる方法」
とは一致しません。
こちらの記事で詳しく解説しています。
② 漫画や映画が美しすぎる
これも大きな理由の一つです。
もちろん、
エンターテインメントとしては最高です。
かっこいいヒーローが告白する。
最後には勇気を振り絞って想いを伝える。
プロのクリエイターたちが、
感情移入できるように丁寧に描いてくれる。
だから面白い。
私も大好きです。
でも、その一方で、
「こういう人と付き合うのが幸せなんだ。」
「こういう告白ができた人だけが両想いになれるんだ。」
「自分もこんな主人公みたいになれたら…。」
そう思い込んでしまう人もいます。
楽しいですよ?
本当に楽しい。
でも――
いらなーーい!!
あなたの脳と心は、ケンカしている
気づかないうちに、
「こうすれば素敵に見られる。」
「これが勇気なんだ。」
そんなテンプレートが、
頭の中に積み重なっていきます。
そして、
本当は自分がしたいアプローチ。
本当は受け止めてほしい想い。
その二つがぶつかるようになります。
つまり、
脳と心がすれ違ってしまう。
すると何が起こるのか。
ブレーキです。
「やっぱり自分はダメなんだ。」
「どうして自分はこうなんだろう。」
そうやって、
少しずつ自信を失っていきます。
でも、
あなたは一体、
誰になろうとしているのでしょうか?
たとえ、
その演じた自分で幸せを手に入れたとしても、
別人になって得た幸せは、
いつか無理が生まれます。
だから私は、
「不器用でもいい。」
そう伝えたいのです。
あなたらしいアプローチを、
あなたらしい形で出していきましょう。
それが、このシリーズのテーマです。
それでも、アクセル全開も考えもの
とはいえ、
「じゃあ、自分らしく火星を使えばいいんですね!」
と思っても、
相手の様子を無視して
アピールアピールアピールももちろんダメに決まっていますよね。
というわけで次は、
ブレーキがぶっ壊れすぎてしまったら。
についてみていきましょう。
